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3月2日(月)海ログ

天気:この上ないくらい晴れ 東~西~東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海-m 湾内5~6m
水温:外海-度 湾内13度

天気予報、大外れ。
西風ビュービュー予報だったんですけど、朝起きてみたら殆ど風が吹いてなく、しかも東よりのそよ風。
お昼くらいに西風が若干吹いたみたいですけど、すぐにまた東風になり一日中穏やかな海が続きました。
天気予報も、良い方に外れてくれる分には許せますね。

てことで、外海も問題無く潜れるんですけど、昨日ガッツリと外海を楽しんできたので、今日は湾内でのんびりダイブを選択。
弁天島と白崎の2本です。

弁天島は、本日のゲストが50本記念なので、50匹の魚を探そうということになったんですけど、ネンブツダイ、クロホシイシモチの何千という群れがいて、あっさり達成。
もの凄い数の群れに圧倒されながら、もう少し透明度が良かったらな~と思わずにはいられませんでした。

他は、スイートジェリーミドリガイ、サラサウミウシ、シロハナガサウミウシ、何かと丁度良い大きさのウデフリツノザヤウミウシ、アカホシカクレエビ、ミズヒキガニ、大きなヒラメ、目の上に寄生虫が着いていたヨメヒメジなどが居ました。

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50本、おめでとうございます!
昨日今日と、良い天気&良い海況で(水温以外は)最高の記念ダイブが迎えられましたね~。


白崎は、最近のお気に入りコミドリリュウグウウミウシを狙いに行ってきました。
ファイル 230-2.jpg
この鮮やかなグリーンは、何回見ても飽きないです!
数ミリの小さい子から、2センチくらいの大きな子まで、4~5個体いました。

コミドリリュウグウと同じエリアに、これまた素敵な色合いのタンブヤ・ウェルコニス?(サガミリュウグウウミウシ?)を発見。
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1センチくらいの大きさのタンブヤ・ウェルコ(サガミリュウグウ?)は初めて見ました~。

他は、極小コトヒメウミウシ、模様が綺麗なフレリトゲアメフラシ、背景に溶け込んでいたセトミドリガイなどがいました。
この場所は、結構深いのと泥が沈殿しているので誰でも行ける場所ではないですけど、ウミウシ好きにはアツイ所です!!

浅場に帰ってきて窒素抜きしながら、アオ、シロ、ヒロ、アオボシミドリガイなどを撮りながら写真の練習をしました。
気が付けば、ウミウシしか見ていない1ダイブでした~。


2009年、丑年。
春到来&まだまだウミウシシーズンです。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。


3月1日(日)海ログ

天気:雨のち曇りのち晴れ 東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海8~10m 湾内-m
水温:外海13度 湾内-度


3月は、絶好調の幕開けとなりました。
朝のうちは小雨が降っていたんですけど、お昼ごろには晴れ間が見え始め、午後はポカポカ陽気で日向ぼっこが出来るほどに晴れ上がりました。
海もこれ以上無いくらい穏やかで、久しぶりに外海三昧のダイビングをしてきました。

今日は、沖の浮島根2本と小蝶アラシの計3本です。

沖の浮島根は、緑っぽいものの透明度自体はそれなりに見えています。
魚も、数は多くないものの中層にメジナの群れ、根の周りにスズメダイの群れ、ニザダイの群れ、深場にはキンギョハナダイの群れとサクラダイの群れなど、気付けばソコに居るといった感じです。

とりあえずは、紅白ハナタツ捜索。
昨日のショップ情報では居なかったみたいなので、いつもの場所から少し範囲を広げて探して見たら居ました!
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いつもの岩にいたんですけど、これがかなり端っこの下の方に居ました。
しかも、なかなか上手に擬態していて、目を切らすと一瞬見失ってしまうほどでした。
近くで、黄色のハナタツと、灰色っぽいハナタツも居ました。
この岩、タツにとってよほど居心地が良いのか、ここ数ヶ月何匹ものハナタツがやってきては居なくなってを繰り返しながらも、全く1匹も居なかったということが無いです。

その後は、いつものように(?)ウミウシ探し。
アオ、シロ、サラサ、ハナオトメ、スイートジェリーミドリガイ、ヨゾラミドリガイ、ムラサキウミコチョウ、カナメイロ、ドーリス科の仲間、シモダイロ、イバラウミウシ属の1種4、セスジミノ、センテンイロ、ヒブサミノ、などたくさん居ました。
ファイル 229-2.jpg
特にヒブサミノウミウシは1箇所に大小合わせて5~6匹が集まっていました。

他は、立派なコマチコシオリエビのペア、ベニカエルアンコウ、オルトマンワラエビ、大きなマダイなど。


小蝶アラシは、実に2ヶ月ぶり。

ウミウシフィーバーを狙って行ってみると、大ハズレ・・・。
水路などは若干ウネリが残っていたからか、あまりいませんでした。
コチョウアラシ一番のヒットは、サクラミノウミウシ。
ファイル 229-3.jpg
まさに桜を連想させる薄ピンク色が、この上なく綺麗でした。

他は、アオ、シロ、サラサ、ウスイロ、シロハナガサ、オトメ、フタスジミノ、まだ頑張ってくれているキャラメル、大発生中のクロヘリアメフラシなど。

ウミシダの根元にコマチガニ、岩の隙間にイセエビやイタチウオ、たまにハコフグの幼魚やシマウミウシズメなどもいましたが、基本的に魚の気配を感じないコチョウアラシでした。


2009年丑年。
そろそろ春の到来?&まだまだウミウシシーズンです。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。


おまけ
ファイル 229-4.jpg
3本目エキジット直前に見つけたクロヘリアメフラシ。
気持ちよさそうに漂っていました。
ちょっとクリオネっぽい?


2月28日(土)海ログ

天気:曇りときどき晴れ 東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海10~12m(沖の浮島根)、6~8m(沖ノ島) 湾内8~10m(弁天島)
水温:外海13度 湾内13度


今日は、朝一に弁天島、日没前に沖ノ島で潜りました。

弁天島は、かなり綺麗な海を期待して行ってしまったのでエントリーした瞬間、白っぽく(緑っぽく?)て「何じゃこりゃ」って思いましたが、慣れてくると10メートルくらいは見えていてそんなに悪くはなかったです。

この1~2週間の低気圧によるウネリや何やらで、深海から面白生物でもやってきてないかな~と淡い期待を寄せて、深場を目指して行きました。
深場1歩手前には、ネンブツダイとクロホシイシモチの何千という大群が溜まっていて、岩にはアオ、シロ、サラサ、コモン、ヒロ、ニシキ(小)、コノハミドリ、カメキオトメ、ムカデミノ、コトヒメなどの各種ウミウシがたくさん着いていて、ヒメギンポ、ニジギンポ、コケギンポや、マトウダイなどが岩場に、砂地にはササハゼや今年お初のミズヒキガニが居ました。
ファイル 228-1.jpg
シロガヤを振り回して威嚇するミズヒキガニ。
でも、一番このシロガヤが目立っていました。

ファイル 228-2.jpg
微動だにしないササハゼ。
クローズアップレンズを着けた状態で10センチくらいまで寄って撮っても逃げる気配無し。
水温が低いから、あまり動きたくないんですかね~?

そんなこんなで、写真を撮りながら進んでいくと気が付いたら大分時間が経っていて、深場で生物を探している余裕が無くなってしまいました・・・。

とりあえず、ハクセンアカホシカクレエビだけ確認して帰ってきました。
ファイル 228-3.jpg
この写真だと、アカホシなんだかハクセンアカホシなんだか分からないですね~。

他は、アカホシカクレエビがタカノハダイをクリーニングしていたり、ホンソメワケベラがメジナをクリーニングしていたり、あとアメフラシがたくさんいました。
アメフラシを見ると、春が近づいてきたな~って思うのは、自分だけでしょうか?


沖ノ島は、今年に入ってからブイが飛んで無くなってしまっていたので、とりあえず仮のアンカーを打ちに行ってきました。
といっても、しょせん仮のモノなのであんまり引っ張らないでくださいね~。

作業が終わった後は、1ヶ月ぶりの沖ノ島を探索してきました。
浮遊物が多くて透明度イマイチ、水の色も緑っぽくて春の海みたいでした。

生物は、メジナとスズメダイがたくさんいたり、大きなマダイが3~4匹いたり、深場にはテングダイがいたり、遠くのほうで何かの群れのシルエットが見えたりと、魚の数は多かったです。

ファイル 228-4.jpg ファイル 228-5.jpg
マクロ系では、オレンジ色のハナタツが2匹、マツカサウオの幼魚、アオウミウシ、ヒロウミウシ、オトメウミウシなど。


2009年、丑年。
透明度抜群&ウミウシシーズンの到来です。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。


2月23日(月)海ログ

天気:雨ときどき曇り 東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海10~15m 湾内8~10m
水温:外海13度 湾内13~12度


今日は予想に反して風がほとんど吹かず、若干ウネリがあったものの外海に行けました。
てことで、2週間ぶりの沖の浮島根にネタチェックで潜りました。

久しぶりの浮島根は浮遊物があるものの水がキレイで、でも根頭に魚がいなくて寂しい限りでした。
根沿いに深度を下げていけば、水底付近にスズメダイやキンギョハナダイ、メジナ、ネンブツダイなどが溜まっていたので、もう少し水温が上がればまた根頭に魚が戻ってくると思います。

肝心のネタチェックの結果は・・・。
まずベニカエルアンコウ。
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以前見つけた3匹の中の、1匹だけいました。
他の2匹は、居なくなったのか、奥に隠れていたのか、ただ見つけられなかっただけなのか。
まあ、1匹だけでも居てくれて良かったです。

次はハナタツ。
ファイル 227-2.jpg
この紅白バージョンと、他に黄色バージョンがいました。
いつもの場所に、いつものように絡まっていて、かれこれ3カ月近く居てくれる良いヤツです。
ときたまフラッと居なくなるのが玉に瑕ですが・・・。
もう1ヵ所ハナタツが居た場所があったんですけど、宿主のウミウチワがウネリor流れに負けて千切れて根元だけ残して無くなっていました~。

他は、ハナオトメウミウシたくさん、アオウミウシたくさん、シロウミウシ、オトメウミウシなど。


2本目は、白崎で潜りました。
水面付近は雨水で濁々でしたが、下に行けば10メートルくらいは見えていました。
今日も、コミドリリュウグウウミウシを求めて深場へGO!
昨日と同じ場所に居てくれました。
ファイル 227-3.jpg
一際鮮やかな、このミドリイロがとても綺麗です。
少し離れた所でも発見して、全部で5個体も居ました!

この場所は、他にもたくさんのウミウシが居て、シロ、アオボシミドリガイ、ミツイラメリたくさん、コモン、極小コトヒメ、そして1センチに満たないピカチュー。
ファイル 227-4.jpg
白崎では大きな個体がゴロゴロいるのでピカチューのステータスが下がり気味ですが、これくらい小さいとやっぱり可愛いな~って思います。

浅場では、ミノカサゴたくさん、マアジの群れ、アズキウミウシ、セトミドリガイ、ソラスズメダイなどが見れました。


2009年、丑年。
透明度抜群&ウミウシシーズンの到来です。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。


2月22日(日)海ログ

天気:晴れのち曇り 西風微風~やや強く
海況:外海クローズ 湾内オープン
透視度:外海-m 湾内8~10m
水温:外海-度 湾内13~12度


今日は、午前中に瀬浜でレスキュー講習、午後に白崎をチェックダイブで潜りました。

瀬浜は、講習だったのでほとんど生物は見ていないですが、昨日の状況から劇的に回復していて青い海が広がっていました。
それと、キビナゴの何千という群れがキラキラと綺麗でした。


白崎も、昨日の濁りからは考えられないくらいキレイになっていて、良い所で10メートルくらいは見えていました。
ただ、泥が沈殿しているので少しでも巻き上げてしまうと、あっという間に視界が遮られてしまいます。

透明度が回復した白崎で、探すものといったらやっぱりウミウシ。
要は、透明度の良し悪し関係無くこの時期はウミウシを探してしまうんです。
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見れたウミウシは、シロ、ミツイラメリ数匹、ミヤコ(写真左)、コトヒメ、コミドリリュウグウ(写真右)2匹、コモン、シロハナガサ、真っ黒クロヘリアメフラシ。

そして、本日のヒットは「白ゴマ」こと、ゴマフビロードウミウシの白バージョン。
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今シーズン初のゴマフビロードに、一人大興奮してしまいました。
いつ見ても可愛いですね~。

ウミウシ以外は、砂地のいたるところにクサハゼ、岩場のいたるところにミノカサゴ、お腹のぽっこりと膨れたカサゴ、エダサンゴエリアにはソラスズメダイなどが居たと思います。
なにぶん、ウミウシに夢中になりすぎてあまり周りを見ていなかったものですから、魚の記憶が曖昧なんです・・・。


2009年、丑年。
透明度抜群&ウミウシシーズンの到来です。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。