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12月30日(木)海ログ

天気:晴れ時々曇り時々雨 西~南東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海8~15m 湾内8~10m
水温:外海15~16度 湾内15~16度


今日は、沖の浮島根、沖ノ島、小平床。
波有り、ウネリ有り、流れ有り、でしたが、超々久しぶりに西風がおさまったので、そして明日からまた西風ビュービューなので、ここぞとばかりに外海3連発。

沖の浮島根。
ほぼ2週間ぶりで、連日大荒れだったので、ネタもリセットされているかと思いきや、そんなことありませんでした。

ソウシカエルアンコウ、いつもの場所で。
ファイル 440-1.jpg
そしていつものように、奥を向いていました。
写真の撮りづらさMAX!です。

そして一番嬉しかったのが、ボブサンウミウシ。
ファイル 440-2.jpg
ウミウシは一期一会。
前回見たときから2週間も経っていたので、ほとんど期待せずに見に行ったら、ほんの少し移動しただけでした。
ガイドでしたが、ゲストの方が近くのクマノミを撮っている間に激写。
一人でテンションあげあげでした。

イロカエルアンコウも、すこし場所を移動したところで発見。
でも、あとで行ったショップさんが見ている最中に移動を開始したそうです。

ガーベラミノウミウシとスミゾメミノウミウシの集落に、新たにサクラミノウミウシが仲間入り。
賑やかなセンナリウミヒドラです。

他は、ヒブサミノウミウシ、ミアミラウミウシと卵、サラサウミウシ、カザリイソギンチャクエビ、オルトマンワラエビ、クマノミ、など。

ワイドでは、根周りにキンギョハナダイがビッシリ、ちょっと離れてスズメダイとメジナの群れ群れ、ネンブツダイ、サクラダイ、ムツ、マダイ、タカベ、なども良い感じです。


沖ノ島。
こちらは1ヶ月弱ぶり。
クマノミ好きのゲストのために、イソギンチャク巡り。
でも、秋ごろにはたくさんいたクマノミたちは、全く見当たらず。
季節来遊魚の定めとはいえ、悲しいですね。

ハナタツは、全く同じ場所に居てくれました。
ウネリにも負けず、流れにも負けず、一回り大きく成長していました。
でも、写真を撮ろうとするとそっぽを向いてしまうのは、以前と変わらずでした。

本日一番の(個人的)HITは、マニアなウミウシ、ミナミヒョウモンウミウシ。
ファイル 440-3.jpg
初めて見たときからその珍妙な姿に心を奪われていて、でもマクロ用カメラを持っているときに出会ったことが無く、いつも悔しい思いをしていたんです。
沖の浮島根のボブサンに続き、またしても激写。
色は違うけどハイエロファントグリーンに似ているところがまた最高!!(個人的な感想です)

他は、サガミリュウグウウミウシ、ミアミラウミウシ、イガグリウミウシ、(フタイロ)ニシキウミウシ、ミツボシクロスズメダイ、ツノダシ、ミゾレチョウチョウウオ、ヘラヤガラ、など。

ワイドでは、メジナの群れ、スズメダイの群れ、キンギョハナダイ、ハマフエフキ、アオブダイ、などなど。


小平床。
ここにいたっては、なんとGWぶり。
さて、どうしよう。

まずは、数年物のクマノミのペアの元へ。
少し寒そうにしていましたが、2匹とも元気にしていました。

ゲストの方に、心置きなく写真&動画を撮ってもらっている間に、周辺を探索。
巨大なクエから、ちいさなコガネミノウミウシ、イガグリウミウシ、イセエビ、キンチャクダイ、ツノダシ、などがいました。

ふと上を見るとキビナゴの群れ。
ファイル 440-4.jpg
透明度も今日のなかで一番良くて、キビナゴがキラキラと綺麗でした。

久しぶりに見たハナミノカサゴ。
ファイル 440-5.jpg
なんだか格好良いぞ。

安全停止中には、トウシマコケギンポも見れました。


今日3本潜ってみて、外海と湾内では生物層が全然違うのを改めて実感しました。
10以上もバラエティーに富んだポイントのある田子は、やっぱり伊豆一日本一です!!(個人的な感想です)


明日は、西風予報。
外海はクローズ。
湾内はオープン。
の予定です。
詳しい海況は、朝にご確認ください。

冬です!透明度絶好調です!!貸し切りダイビングです!!!