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3月16日(月)海ログ

天気:この上ないくらい快晴 西風微風~強風
海況:外海午前オープン午後クローズ 湾内オープン
透視度:外海5~6m 湾内3~4m
水温:外海13度 湾内13度


今日は、沖の浮島根と白崎へ行きました。

沖の浮島根は、ビックリするくらいの回復!を期待していたんですが、見事に裏切られてしまい、昨日と全く変わらない状況でした。
それでも、ウネリと流れは無くなっていたので、かなり潜りやすかったです。

ゲストの方が、紅白ハナタツの写真をリベンジしたいということだったので、エントリーして「ハナタツ岩」へ直行。
昨日とはポジションが変わっていましたが、無事に紅白ハナタツをゲット。
ファイル 235-1.jpg
流れにも負けず、ウネリにも負けず、いつまでも頑張ってくれている、素敵な子です。
命名「浮島根のヌシ」

写真を撮ってもらっている間に、他のハナタツたちも一応チェックしました。
ファイル 235-2.jpg
紅白の次に長く居てくれている黄タツ。
今年の頭くらいに見つけたので、丸2か月は居てくれています。

ファイル 235-3.jpg
先週見つけた赤タツ。
よ~く見ると、白い模様が入っていますね。
「赤ゼブラ」と呼ぶことにしました。

ファイル 235-4.jpg
昨日見つけた、クリーム色タツ。
恥ずかしがり屋なのか、海藻の奥の方に隠れていました。

ファイル 235-5.jpg
そして、本日もう1匹赤いハナタツが現れました。
眼の下に白い線が入っているので、「赤ナミダ」と名付けましょう。

合計で5匹になった「ハナタツ岩」。
ここまで人口密度ならぬ、タツ密度が高い場所も、珍しいのではないでしょうか。
気合いを入れてこの岩をくまなく探せば、もう数匹見つかるかもしれないですね。

ハナタツを見た後は、周りを見ても魚の気配を感じなかったのでマクロ生物(ウミウシ)探し。
海の中が落ち着いたからか、昨日は見あたらなかったウミウシたちが後から後から出てきました。
見れたウミウシは、サクラミノたくさん、スイートジェリーミドリガイ、アオ、シロ、オトメ、ハナオトメ、ユビ、セスジミノ、フラベリーナ・ベルルコサ、ホシアカリミノ、ヒブサミノたくさん、アカエラミノ、ゴシキミノたくさん、ミチヨミノ、フジエラミノ。
ミノウミウシ系が多いですね。

他は、ベニカエルアンコウ2匹、岩の隙間にキンギョハナダイ達、いつも同じ場所にいるような気がするミギマキ2匹とトラウツボ2匹、など。


白崎は、濁っているものの昨日の弁天島よりはマシでした。
こちらは、最初から透明度は期待していなかったので心構えが出来ていました。

そして探すものはもちろん、ウミウシ。
アオ、シロ、サラサ、コモン、シロハナガサ、シロイバラ、イガグリ、ニシキ、サガミリュウグウ、セトミドリガイ、ハナミドリガイ、ミツイラメリ、コナユキツバメガイ、シラユキ、の計14種が見れました。
なかでも一番目についたのが、コモンウミウシ。
深場に大小合わせて10匹近く居たと思います。
そして、今年2度目の御対面コナユキツバメガイを見つけた時には、テンション上げ上げでした。

他は、大きなイセエビ、オトヒメエビ、ミノカサゴ、カゴカキダイ、越冬確実(?)なクマノミ、ネンブツダイの群れ、小さなオルトマンワラエビ、オキゴンベ、ヨソギ、などが見れました。

しばらくは、ライト必須な海が続きそうですが、マクロ生物(特にウミウシ)に目を向ければ、時間が経つのも忘れるくらい楽しいダイビングができると思います。


2009年、丑年。
春真っ盛り&ウミウシ確変中!
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。