天気:晴れときどき快晴 西風微風
海況:外海午後からオープン 湾内オープン
透視度:外海5~6m 湾内2~3m
水温:外海13度 湾内13度
今日は、弁天島と沖の浮島根に行きました。
昨日の、春の嵐から一転、とても穏やかな陽気となった今日ですが、海の方はまだまだ昨日の影響が残っていました。
弁天島は、ボートからエントリーしてみて、まず茶色い海がお出迎え。
ロープ伝いに潜降していっても一向に良くならず。
ゴロタ沿いに降りて行っても、行けども行けども緑色のドンヨリとした海が広がっていました。
今回のリクエストはハクセンアカホシカクレエビだったので、自分の経験と勘と、ダイコンの深度を頼りに目的のスナイソギンチャクまで行ってきました。
ピョンピョン元気一杯のに動き回っていました。
深度を上げつつ帰ってくる途中で、ふと目についたアカオニナマコを覗いてみると、ナマコマルガザミがくっついていました。
必死にナマコにへばりついている姿が可愛かったです。
でも、いまいち何処で見たか分からないので、次回探したとしても見つけられない可能性大です・・・。
他は、アカホシカクレエビ、オルトマンワラエビ、サラサウミウシ、アオウミウシ、ヒロウミウシ、ハナオトメウミウシ、ライトの光に逃げ惑うネンブツダイの群れなどが見れました。
透明度が悪くても、マクロ生物に集中すればあまり気にならないですね。
沖の浮島根は、まだ波が残っているものの波長が長かったので、あまりバタバタせずに行けました。
中は、ウネリ有り、流れ有り、透明度は5~6メートルくらいですが、湾内に比べれば遥かにマシでした。
生物は、まず目についたのがサクラミノウミウシ。
全部で5~6個体くらいいて、一足早いお花見をすることが出来ました。
ハナタツの岩には、ハナタツが3匹。
いつもの紅白、黄色と、最近加わった赤色。
ウネリに負けずに頑張っているな~と思って見ていたら、もう1匹発見してしまいました。
赤色でもなく、黄色でもなく、クリーム色?
あまり綺麗な色ではないですが、これで全部でハナタツ4匹が同じ岩に居てくれてます。
いつまでもこのまま居てくれることを、切に願います。
ベニカエルアンコウも定位置に居てくれました。
いつもはお尻を向けている子なんですが、今日はこちら側を向いていました。
つぶらな瞳が可愛いです。
あとは根の周りをグルッと1周しながら生物探しをしたら、小さなシラユキウミウシ、シロウミウシ、オルトマンワラエビ、メジナの群れのシルエット、2匹寄り添うトラウツボ、岩の隙間に溜まっているキンギョハナダイ、などがいました。
明日の海は、もう少し回復してくれることを願って・・・。
2009年、丑年。
春真っ盛り&ウミウシベストシーズン突入です。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。