天気:晴れ 西風
海況:外海クローズ 湾内オープン
透視度:外海-m 湾内3~6m
水温:外海-度 湾内13度
今日は、白崎と瀬浜で潜りました。
白崎は、最近コレばっかりですが、コミドリリュウグウウミウシをメインにウミウシダイブをしてきました。
水底の泥を巻き上げないように、慎重に着底して写真を撮るわけですけど、この泥が曲者でして。
本当にフカフカで、カメラの操作をするために手を持ち上げるだけで、モワッと巻き上がっちゃうんです。
そんな泥に苦戦しながらも、写真を撮る価値があるコミドリリュウグウ。
今日は、全部で5個体発見しました。
コミドリの近場には、ミツイラメリウミウシがたくさん、コトヒメウミウシ、小さなウデフリツノザヤウミウシ、などもいました。
浅場に帰ってきて窒素抜きがてらウミウシ探しをすると、アオ、シロ、サラサ、アオボシミドリガイ、セトミドリガイ、アズキ、ミヤコ、ヒロ、スイートジェリー、サガミリュウグウ、クロミドリなどがいました。
別チームからは、ツルガチゴミノ、サガミコネコ、マドレラフェルギノーサ、大きなトビエイ、がいたとの情報がありました。
瀬浜は、透明度的には白崎とあまり変わらない感じですが、日の光が入ってくるだけあって水中が明るかったです。
ここでも、探すものはウミウシ。
最近のログを見返しても、ウミウシばっかり探していますね。
良いんでしょうか?
良いんです!
だって、丑年だし、ウミウシシーズンだし、春濁りだし、ウミウシ大好きだし。
と、開き直ったところで、見つけたウミウシは、まずアオミノウミウシ科の1種1。
まだ和名が付いてないくらいだから珍しいウミウシだと思うんですけど、ほとんど砂と同化していて地味な色合いでした。
そして春の瀬浜といったらコレ、カラスキセワタ。
1~2センチくらいの小さな個体で、コロコロと丸っこくて可愛いです。
他のキセワタ系も探したんですけど、見つけられませんでした。
他は、クロヘリアメフラシが大量に、セトミドリガイ、アオボシミドリガイ、アズキウミウシ、ヒロウミウシ、コノハミドリガイ、ケイソン周りにコスジイシモチの群れ、ガンガゼの奥にノコギリヨウジ、砂地にダイナンウミヘビ、マメダワラの森にはアミメハギやヒメイカなどがいました。
2009年、丑年。
海の中は春真っ盛り&ウミウシのベストシーズンです。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。