7月25日
DIVE 1 石廊崎沖 西南西 12マイル 水温27.8℃
DIVE 2 石廊崎沖 西 14マイル 水温28.2℃
拝啓 黒潮さま
本年もよろしくお願い致します。
怒涛の4連休もフィナーレを迎えました。
この4日間ショップさま、個人ゲストさま。
大勢の皆様にご来店頂き本当にありがとうございました!
まず毎度の事になりますが
配船や人員の関係でどうしてもお待たせしてしまったり
ポイントを限定させて頂いたりとご迷惑をお掛けしました。
また多大なるご協力を賜りました事厚く御礼申し上げます。
さて!
そんな連休の最終日の本日。
シーランドでは今季2回開催予定のブルーウォーターダイビングツアー第一弾に無事出航することができました。
開催前は2つの台風の影響を考えたりと何かと心配が多かったのですが、何とか開催することができました!
今日も早朝5時30分。
皆様時間通りにご来店、積み込みとブリーフィングを行い
定刻6時を少しまわって出港。
一路南へ針路をとりました。
ゆっくりと上ってくる穏やかな朝日と
薫る潮風に包まれて船はすすむ。
やがて見えてくる南伊豆絶景の断崖と別れを告げると
そこは太平洋。
世界最大の海洋である。
そこには果てしない可能性を秘めた海がある。
例年ならビルのように大きな海外の大型コンテナ船などが航行しているのだが、いまの世情を反映しているのだろうか。
数えるほどしか見当たらない。
そんな本船航路をまたぎ、潮目を越えていくと
海はどんどんその色を濃くしていく。
そこがブルーウォーター海域。
黒潮の影響を色濃くうける紺碧の海なのです。
当初の予想では駿河湾を出ることも難しいかと考えられていただけに、辿り着けた喜びもひとしおです♪
さあああああ!
ダイビングのお時間です!!
とは言え、揺れる船上でわくわくしながらスーツを着る。
しっかりとみんな安全を確保してエントリーすると
そこは水温28℃、透明度30mの温かく美しい黒潮の支流のなか💛
この青い世界で浮遊すること。
それだけを楽しむダイビング。
とてつもなく贅沢な時間を過ごした。
ひとつ残念だったのは水面から5mほどまでは
まごう事なきブルーウォーターでしたが
その下は白っぽかったことです。
ただこれも自然。
あるがままを受け入れて楽しむ。
エキジットすると
飾波が出て来たので移動し、駿河湾の淵まで戻ります。
それにしても今日は水面が違う意味でキレイすぎ。
普通は水面に漂流物があります。
例えば流木やあまり良い事ではないが、漁業で使用するような網が切れて流されたものなど。
そこには南方系の魚の幼魚や運が良いと大型の回遊魚などがいる。
しかし、今日の水面はそういった物にほとんど出会えなかった。
それでも道中、まったく沈み込まないハンマーヘッドシャークを見たり、小さな漂流物のちかくでスノーケルして小魚と遊べました。
そして不意に今までよりは少し大きい漁網に当たり
よく見ればかなりの魚がついていたので2本目はそこで行うことに。
網のしたにはカンパチやツムブリの回遊魚に
ギンガメアジかカスミアジの幼魚であるメッキ。
シマアジやオヤビッチャなどなど多数の魚が溢れている💛
ツムブリなんかも浮島根で出会うものは近寄るとどんどん離れていくのに、ここでは向こうから近寄ってきて皆のまわりをクルクルとまわり観察してくるのです。
そして100を超えるウスバハギの大群にも囲まれて
遠目にはシイラも50~60匹見える。
青い潮を求めるツアーではあるが、やはり生物が見えると
皆さんのテンションも違いますね!笑
こちらの海域は少し深くまで青くて魚にも囲まれたので
移動して正解でした!
この後も漂流物を探しながら石花海近くまでまわってきましたが
良い流れ藻にはあたらず帰港となりました。
ただ、出港が危ぶまれた中ではとても良い結果になったと思います!
ご参加の皆様、長時間の船旅お疲れ様でした。
いろいろとご迷惑をおかけした場面もありましたが
おかげさまで無事ツアー催行できました。
ありがとうございました!
リピーターさんも初回の方もいらっしゃいましたが
また機会がありましたら是非ご一緒に黒潮を楽しみましょう♪