8月11日
平均水温 湾内 -℃
外海 25.3℃
気温 33℃
透明度 湾内 -m
外海 8~15m
大きなうねりを残した台風9号。
昨日の状況は外海クローズ。
湾内もうねりにうねり、砂が舞い透明度激落ちくん。
たくさん頂いていた個人ゲストの皆さんも海況を考慮し
ほとんどのゲストの方に変更頂いた。
そんな中、透明度が悪くてもうねりが強くても一切気にしない
常連さん(笑)
Fさんご夫妻だけは『潜れなくても行くだけいくよー!』と言って頂き(*'▽')
するとどうだろう。
変更して頂いた皆さんには大変申し訳ないのですが
うねりが小さくなっているではないか!
ご理解頂きたいのですが正直、こればっかりは読めません💦
自分たちも来ていただいてから『これじゃあ・・・』っては申し訳ないので予め海況をアナウンスしてますが、自然は本当に予期しないことが起こるものなんです。
とは言え、大きなうねりが全く無くなったわけでなく。
例えば今日の沖ノ島の根頭なんぞは根から飛ばされ一気に5mぐらいは飛ぶわけで(笑)
しかし、黒潮の力は絶大で外海は浮遊物はあるものの良い所は15m。ビビります。
そして水面の水温は27℃。
うねり取れたら間違いなく最高の海になる。
そんな状況です。
さて!
良い方向に裏切られた今日ですが、明日はまたどうなるかわからないので今日のうちにと、3本外海へ!
まずは沖の浮島根。
うねりのせいかイサキが近いっ!
やっと近くで群れを確認できました( *´艸`)
スズメダイ、キンギョハナダイに加え、大きめのイッセンタカサゴもかなりの群れ!
さらにはカンパチーズがショーに華をそえる。
しかし、面白いのはイサキの大きさにカンパチが追い付いていないこと。
イサキはカンパチに追われると反射的に逃げる。
それは見事にズバっと。
逃げるイサキに突っ込むカンパチ。
しかし、さらにそれを追っかけるイサキ(笑)
完全に舐められてますね~!
これはこれで面白いシーンです。
最後はフロートで安全停止し、上がる直前にはシイラが数匹ウロウロ!
やったー!と手放しに喜びました!
しかし、その後手放しどころじゃない事態に。
2本目は沖ノ島。
8月から再オープンでやっと潜れました。
そんな沖ノ島ですが深場を攻めるも目を引いたのは、まだまだ壁とは呼べないハマフエフキの数匹の群れとレンテンヤッコ。
しかし、根を回るたびにイサキの群れやスズメダイの群れに当たり、賑やかだ。
そして北の根に回り込んだとき突然視界が黄色に染まる!
タカベの大群であった!
沖の浮島根ではタカベに当たらなかったのでこれは嬉しい!
十分に満喫し、根頭で大きく揺られながら安全停止に入る。
南の根からシグナルフロートで安全停止。
また来るんじゃないの?と水面をよーく見ていた僕たちの前に現れたのは100匹じゃ効かないシイラの大群!
思わずフロートを引っ張りながら追いかけてしまいました(笑)
するとかなり目の前にまで来てくれたりと大サービス!
いやー!いいもん見れたなーとエキジット!
お昼を挟んで、さて3本目どうしましょ?
となったんですが、やはり明日の事を考えるとひとまず外海が良いだろうという提案。
またうねりは大きくなっていましたが、それが良いだろうと。
しかし、今シーズンの田子島は少し寂しい感じで
群れも少な目。
でも今日のこのミラクルならワンチャンまたシイラもあるかもだし!
Fさんご夫妻もシーズン一度は田子島いきましょう!と乗ってくれたのでレッツゴー!!
所々にイサキの群れも登場するが、あまり変わり映えしない田子島。それでも楽しんでくれるFさんたち♪
すると、ひたすら後をくっ付いてくるかわいいイシダイの幼魚に出会う💛
道中はアカネキンチャクダイなんて珍客とも会い、さらには珍しいメジナの大群の行進!!
なかなか普段見れないものもみれていいなあと思っていた。
でも、なんか一発ほしいなと必死の探索を続けるけんろーでしたが、そろそろ終盤。
諦めかけたその時!
!!!!!!
心臓がドクンとなるのを聞いた。
去年とまったく同じ感覚であったが、今回は間違いない!という確信があった。
その視線の先にいたのは。
どりいいいいいいいいいいいいいいいいいい💛
そうナンヨウハギの幼魚。
思わずガッツポーズ連発でFさんご夫妻と一緒に入っていて近くにいたショップのスタッフさんを呼ぶ!
スレートにはでかく【ドリー!!】と記して。
けんろー。
2年連続2回目のドリーであった。
じっくり堪能させていただいた。
伊豆でのドリーは格別でした。
シャイなやつで全然出てこないなんて気にならぬほどに嬉しい。
これが良いほうに裏切られた結末。
大うねりのなか頑張った甲斐があったってもんです。
Fさんご夫妻ありがとうございました!
明日はきっと脱力系になると思います(笑)
もう一日よろしくお願いします。