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4月12日(日)海ログ

天気:快晴 北西風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海6~10m 湾内6~8m
水温:外海13~15度 湾内13~15度

どうやら、茶色くて冷たい潮が入ってきたらしく、透明度、水温ともに下がってしまいました。
といっても、一時期の濁りっぷりから比べたら問題にならないくらい見えているので、特に問題無く潜れます。

今日は、沖の浮島根と弁天島で潜りました。

沖の浮島根は、安全停止中にロープに掴まっている腕が疲れてくるくらい流れがあったので、基本的に移動は根の影を進んで行きました。

まずは、いつものようにベニカエルアンコウとハナタツのチェック。
ベニカエルアンコウは、いつもの場所でコチラにお尻を向けていました。
ファイル 22-1.jpg
ハナタツは、黄色、クリーム色、紅白、そして新たに赤色が仲間入り。
この赤タツ、いままでに現れたハナタツとはちょいと違います。
ファイル 22-2.jpg
何が違うかというと、メスなんです。
今までは、紅白の雌タツ1匹に対して色とりどりの雄タツ達、という逆ハーレム状態が長い間続いていたのですが、ついにライバル出現です。
新たな雌タツの登場で、タツ岩がさらに活性化するのか、メス同士の泥沼の戦いが始まるのか、ちょっと楽しみです。

他は、メジナの群れ、キンギョハナダイ、スズメダイ、深場にサクラダイの群れ、ドゴットメバル、キンチャクダイ、など。

ウミウシは、ボブサン、ハナオトメ、アオ、シロ、スイートジェリー、ムツイバラ、コイボ、アカエラミノ、セスジミノ、ムラサキミノ、ユビ、ユビワミノ、がいました。


弁天島は、昨日見つけたウミウシポイントへ一直線。
きょうも、もりもりウミウシが居ました。
ここには、コミドリリュウグウの黒バージョンと緑バージョン、ミツイラメリの黄色バージョンと白バージョン、ミズタマ、スミゾメミノ、ミヤコ、コノハミドリガイ、アオ、シロイバラ、モンガラキセワタ、スイートジェリーミドリガイ、ムツイバラ、アカエラミノ、がいました。
1箇所にこれだけ居るって凄いですね。

後は、砂地を移動しながらサギフエ、アンコウ、その他を探したのですが、今日もNG。
砂地ではアケウスとクモガニを見つけただけでした。

ゴロタ沿いに帰ってきて、サガミリュウグウウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、名前の分からないミノウミウシ、ミズタマウミウシ、クロホシイシモチの群れ、コスジイシモチの塊、アオブダイ、ミノカサゴ、などが居ました。

ファイル 22-4.jpg ファイル 22-5.jpg
最近ミズタマウミウシが多くて嬉しい限りです。
こうなったら、ツノザヤウミウシや、クチナシツノザヤウミウシなんかも見つけたいな~。

そして圧巻だったのがボラクーダ。
ファイル 22-3.jpg
エキジット直前に、いきなり現れたボラの大群。
何百何千匹というボラが川のように流れていくのは、迫力がありますね。


2009年、丑年。
良くも悪くも春の海&ウミウシ絶好調。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。